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AI(人工知能)の発展によるメリット・デメリットは?

シリーズ:3年後に結果を出すための 最速成長①

■メリット

  1. AIにより、私たちの話す言葉、書く文章がそのまま理解され、画像などのパターン認識もさらに発展する。その結果、カスタマーサポート、融資・保険審査、文章の要約作成、知りたい事柄のまとめ作成、ニュース速報の執筆、翻訳、通訳、学習、創薬などで、これまでにない新しいサービスが続々と生まれる。それに関連した新サービスも生まれる。
  2. AI関連の企画、開発、サービス運営に多くのニーズがあり、サービス提供開始後のきめ細かいカスタマーサポートへの対応が必ず必要になる。
  3. 企業としては、こうした動きに早期に参加すると、次の開発・実証実験にも関わることができるようになり、好循環が始まる。エンジニアだけではなく、事業に関わるすべての人に事業企画、立ち上げ、運営などの機会が多く生まれる。

■デメリット

  1. これまで自分の仕事だと思っていたものが、AIに置き換えられ、そのほうがより良 い結果となり、より速く、より安くできると言われてしまう。
  2. AIの発展により業界の競争状況が大きく変わり、事業にとって向かい風になる場合もある。
  3. 自分の仕事には特に変化がない場合も、AIによって職を失った人たちが参入してくる結果、失業する場合がある。
     

■A4メモのタイトル例

  • AIの進化は、自分にとってどういう脅威をもたらすか?
  • AIの進化は、どこを見ておけばいいのか?
  • AIの進化が遅れるとしたら、どういうことが考えられるか?
  • AIの進化をうまく活用するには?
  • AIについて、しっかり勉強するには?

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赤羽 雄二

あかば ゆうじ

ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクター。東京大学工学部を1978年に卒業後、コマツで超大型ダンプトラックの設計・開発に携わる。1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了後、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国LGグループの世界的な躍進を支えた。主な著書に『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(ダイヤモンド社)、『頭が真っ白になりそうな時、さらりと切り返す話し方』(KKベストセラーズ)、『入社3年塾』(三笠書房)等がある。


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